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Canonical、「Ubuntu TV」で Ubuntu を組み込み OS の世界へ
今週スタートしたConsumerElectronicsShow(CES)で、Canonicalは「Ubuntu TV」を公開し、強力にプッシュしようとしている。
同社は、UtuntuTVを足掛かりにしてUbuntuを組み込みOSの分野に広めたい考えのようだ。

Ubuntu TVは、テレビ用に新たに開発されたUbuntuインターフェイスを家電メーカーに提供するプロジェクトだ。
Ubuntu TVが組み込まれたテレビを購入したエンドユーザーは、Ubuntuインターフェイスを使ってTVの番組表を閲覧したり、録画予約ができるようになる。
CESに参加できなかった人のために、Canonicalは紹介サイト(http://www.ubuntu.com/tv)を用意し、インターフェイス等を確認できるようにしている。

テレビの世界では、Linuxは特に目新しいものではない。
家電メーカーの多くは、例えばハードディスクレコーダーのOSとしてすでにLinuxを利用している。
Canonicalの狙いは、Linuxを家電に浸透させることではない。
そうではなく、「Ubuntu」というブランドを家電の世界に広めたいのだ。


ほとんどの家電メーカーはすでにLinuxを利用している。
独自の開発経験を持ち、開発チームも持っている。
ここにUbuntuが入り込む余地があるのかどうかは疑問だ。

家電メーカーにとってUbuntuブランドの採用が他社との差別化に繋がるのかが現時点では不透明だからだ。
となると、最終的にはコストの問題となってくるだろう。
利幅の薄い世界でしのぎを削っている家電メーカーにとって、Ubuntu TVが無料かつオープンで提供されるのであれば、チャンスはあるかもしれない。

Canonicalは、Ubuntuをテレビの世界だけに留まらず、コンシューマーブランドとして広めるための努力を続けている。
コンピューター、テレビ、タブレット、スマートフォンはもちろん、自動車の世界にさえも広めようとしている。
Ubuntuはエンタープライズ部門で圧倒的な力を持つRedHatと競合することを止め、WindRiverやMontaVistaが長く支配してきた組み込みソフトウェアの部門へと打ってでようとしているようだ。

Linuxは組み込みソフトウェアとしてすでにいたるところで使われている。
そして、CanonicalはUbuntuを組み込みソフトウェアとすることで、さらなる利用の拡大を狙っている。
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2012.01.11 Wed 02:10:42 | 技術・IT| 0 track backs, 0 comments
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